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身体のバランス〜臨床動作法 [動作法]

English Version
[わーい(嬉しい顔)]記事の公開リクエストがありました。臨床動作法〜参考にして下さいね。

まこちゃんは毎月1回、明治学院大学の心理臨床センターで 清水先生の臨床動作法をしています。
明治学院大学心理臨床センター←リンク〜文字をクリックして下さい。
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今日の俺様は・・何をしているのでしょう・・?
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[眼鏡]『まこちゃん、膝を立ててみようか・・』
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[眼鏡]『次は、手をひろげてみよう〜 はいっ〜』
[わーい(嬉しい顔)]「お〜っとととと・・・」よろよろ・・・
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膝をたてて 両手を広げてバランスをとる〜簡単な動作に見えますが、身体のいろんな部分が連動してバランスをとっています。弱い部分があると 上手にバランスがとれません。
私達は簡単にできるから、な〜んだそのくらい・・と思いがちですよね?
学校の先生は 特にそう思っているから=[ドコモ提供]「さぼっている、やらない」と叱りがちですが、実は・・身体のバランスが悪くて 「本当はやりたいのに〜できない」のです。

[眼鏡]「まっすぐ立って・・つま先をたててみようか・・ほい!」先生のかけ声で ちょこっとつま先をたてて・・それから下ろして 前に体重をかけてみたりして・・
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[眼鏡]「お! かっこよく立てたね〜立派だね〜♡」
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[わーい(嬉しい顔)]先生にほめられて〜俺様、大喜びでした。

臨床動作法を紹介している記事がありました。
現代社会も学校も 子供達にも大人にもたくさんのストレスがあります。
メンタル・ヘルスは健康にとても大切で、心の健康が 身体の健康に直結しています。
心の変化やストレスが身体にでてきたら 心のSOSです。家族の変化に早めに気づいて、助けてあげられたら幸せだと思います[黒ハート]

<メンタル・ヘルスの参考記事から>
○どんな治療法?
臨床動作法は動作を改善することによってこころの問題の改善を行う精神療法です。
人間の身体の動作はこころによって意図され、また実現される一連の活動で、こころの働きと深く関わり合っています。たとえばこころの働きが順調な時には身体の動作もスムーズですが、悩みなどを背負ってこころの働きが鈍い時には身体の動作は鈍くなってしまいます。こうしたことから逆に動作をよい方向に改善することでこころの働きを改善していこうというのが、1960年代に成瀬悟策氏によって考案された臨床動作法という治療法です。
この臨床動作法の適用年齢としては、子供から老人まであらゆる年齢の患者に効果的で、適用症例的にも多くのこころの病気の治療に役立っています。

○どのような方法で?
臨床動作法では、人の動作をよりよい方向に改善することでこころの働きを改善していくことを目指します。具体的には、こころの病気の原因となるストレスは緊張から身体に余計な力が入るために起こるため、緊張しそうになった時には身体の力を抜いてやることによって緊張を防ぎ、ストレスを溜めないように訓練します。
たとえば緊張しやすい人があぐらをかくと、背中や腰の筋肉が緊張しているために上体を折り曲げた弱々しい姿勢になりますが、こうした体の力を抜く訓練としては、まず上体を少しずつ前に折り曲げることです。そうすれば背中や腰の筋肉の緊張を解きほぐすことができ、丸まっていた腰も真っ直ぐになります。そして、その後で少しずつ背筋を伸ばす訓練をしていけば、最後は背筋を真っ直ぐにした健康なあぐら姿勢をとることができるようになります。
こうした訓練は患者に自分がいかに緊張で凝り固まっているかを自覚させるとともに、筋肉を緩めることで緊張を解きほぐす術も会得させてくれます。そして、こうした訓練によって患者は緊張しそうになった時には身体の力を抜くことによって緊張するのを抑えることを覚え、緊張から来るストレスの蓄積を防ぐことができるわけです。

○どんな効果?
臨床動作法という治療法は、患者の動作を訓練によってよりよい方向に改善することで、こころの働きを改善することができます。たとえば不安を抱いてこころが緊張している時には身体の動作が固くなったり、悩みを背負ってこころの働きが鈍い時には身体の動作も鈍くなったりしますが、臨床動作法ではこうした患者の動作を訓練によって改善することで、こころの働きを改善してやることができるわけです。

こうした臨床動作法の効果としては、身体の動作を柔らかくしてやることによって、こころの緊張がほぐれ、緊張からくるストレスを防ぐことができるとともに、ストレスマネジメントやうつ状態の改善にもおおいに効果を発揮します。
また、臨床動作法が効果を発揮するこころの病気としては、子供の自閉症や多動症、吃音症、成人ではうつ病、心身症などの治療にとくに有効となっています。

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知能テスト&臨床動作法 [動作法]

English Version

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毎月1回、明治学院大学の心理臨床センターで 臨床動作法をしています。
俺様の大好きな清水先生のセッション 毎月1回のこの日が楽しみで るんるん♪の俺様です♪

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清水先生「いいね〜 とってもいいよ〜 かっこいいね〜」
俺様「[わーい(嬉しい顔)]にんまり〜〜♪」

清水先生の臨床動作法は とても ゆるやかで癒し系です。
まこちゃんの身体は ゆっくりと 変わっていることを感じています。
そして・・ コミュニケーションも 伸びているんです[わーい(嬉しい顔)]
俺様[わーい(嬉しい顔)]と私[猫]の やりとりがおもしろすぎる☆と パパ[犬]は毎日 大笑いしています。

先週は・・・知能テスト・田中ビネーを受けてきました。
現在の状態を知るため そして、20才の障害者年金の受給の申請のためです。
いつも行き慣れているセンターですが、「テスト」は とても緊張したようすで ちょっと小走りでエレベーターからおりてきて 少しハイテンションでしたが すぐに穏やかになりました。
センターの自動ドアを出て、「テストは終わった」ことを気持ちの中で整理している感じでした。
そして・・・インターホンを押して 自分の名前を言って、ドアをあけてもらって 戻ってきました。
センターに通い始めたころは インターホンに自分の名前を言うことも緊張して逃げたりしたこともあったのに・・1つ1つが 成長なんですよね。
知能テストの結果は また後日、センターに行くことになっています。

今朝のTVで 授業でパソコンを使った授業が苦手な先生への 情報提供のお話しが出ていました。
子ども達の教育に使えるソースが掲載されていそうな感じ・・かな?
教育ネットえどがわHP
http://www.edogawaku.ed.jp/edo-k-net/
教育ネットえどがわでは、江戸川区立学校で利用するための
教育資料や教材を配布しています。


10月の海上自衛隊・観艦式が近づいてきました。プラチナチケット☆当たってほしいな〜と思っています。日本を護る自衛隊に海上保安庁に 感謝です☆

海上自衛隊の力 ~すべては安心のために~


今日も元気をもらって がんばるぞ〜〜☆
'Call Me Maybe' Spoofed by U.S. Marine's: Carly Rae Jepsen's Hit Song Parodied Again


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動作法☆バトルシップ [動作法]

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4月のスタートは「家」からはじまって・・・
[わーい(嬉しい顔)]「明日は どこに行くのですか?」と外出を楽しみにして、気付きや変化を楽しむようになってきた俺様ですが・・・

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この「変化を楽しむ」俺様は・・いままでのような「同じような行動を好む」俺様と違っています。
この1ヶ月での変化は 私的には・・とても大きかったので、心理にかかる負担、そして身体に心理の重さがたまっているような気はしていたのですが・・・
清水先生は その変化に すぐに気づいて・・ 動作法を入れてくれます。

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[わーい(嬉しい顔)]俺様・・・まったり〜〜・・・
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足もゆらゆら〜でリラックス〜〜〜☆
動作法が終わると・・受付の所で 5月の予約です。

[わーい(嬉しい顔)]「5月の先生の予定はいつですか?」と楽しみに聞いていた俺様、先生から予約のメモを頂いて・・大喜びでした。



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映画「バトルシップ」公式サイト
http://battleship-movie.jp/

映画「バトルシップ」が公開されてすぐに家族で映画を観に行きました。
映画のシーンの中に 日本の海上自衛隊のイージス艦が登場します。
俺様のおじさんが着ている 海上自衛隊の制服・・・戦闘シーンになったとき・・・
[がく~(落胆した顔)]「おじさんが・・おじさんが 大変のです」と心配になってしまた俺様・・・
いつもは映画を観ていて 映画と現実を一緒にすることは無いのですが・・・
晴海埠頭で遠洋練習航海に出る 外国に行くおじさんを見送った俺様は、[がく~(落胆した顔)]「おじさんは 大丈夫なのかな?」という想像につながったようです。

自閉傾向を持つ子ども達は データが頭の中にたくさんあっても、それを出力して言葉に出したり、想像をすることに結びつけることを 苦手とする子ども達が多くいます。
つい最近までの俺様も、想像に結びつけて 考えをふくらませることは ほとんどできませんでした。
いろんな変化があらわれて・・まこちゃんも どきどきしていると思いますが、それを見落とさないように見守る私も どきどきしています。

新しい発見や行動をするときは・・知らず知らずのうちに 大きなストレスも身体の中にたまっています。今回の動作法では 清水先生がすぐに 心と体の変化に気づいてくださって、効果的に やさしい癒し系〜動作法をしてくれました・・・。


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海上自衛隊創設60周年

佐藤正久オフィシャルブログ”守るべき人がいる”
http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11234026812.html

今年は 海上自衛隊の観艦式の年です。
平成24年度 自衛隊観艦式・ロゴマーク&キャッチフレーズ募集
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankanshiki/2012/logo_catch.html

自衛隊の最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールすることまた、国際親善や防衛交流を促進することや、国民の皆様に自衛隊に対する理解を深めていただくことを目的としています。

[猫]平成21年の観艦式の動画もありますが・・当時の北澤防衛大臣=国会の委員会を見学して 開いた口がふさがらない・・というほど、ひどかったので・・・(今の田中防衛大臣もひどいけど)
ということで、平成21年度のCMの動画を掲載しました。
何度 見ても いいですね〜〜☆

平成21年度自衛隊観艦式CM


訓練・演習 護衛艦ひゅうが・日米共同演習 KeenSword2010 DDH"HYUGA


☆自衛隊を 応援しています☆

自衛隊地方協力本部
http://www.mod.go.jp/j/profile/plo/plo.html
自衛隊地方協力本部は自衛隊の受験、見学、質問、相談等の窓口です
☆護衛艦の体験航海やイベントなど開催されています。
各エリアの地方協力隊のHPをご覧下さい。

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臨床動作法とコミュニケーション  [動作法]

[わーい(嬉しい顔)]「おかあさん、今日は 清水先生に行きます。着替えを持ってきてほしいのです。大井町駅で待っていてください。」
昨日の夜も言われましたが、今朝も、食事の前と 学校に行く直前と・・
確認をするように 俺様から「指示」がありました。
[猫]「はい、おかあさんは 着替えを持って、大井町駅で待ってます♪」と答えると
[わーい(嬉しい顔)]「いってきま〜す♪ 今日はステップ10(10時間授業)」と言って出かけました。

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2012年1月の新年のスタート・・・
俺様は先生に・・お年賀を持ってのご挨拶・・・
ロビーで先生へのご挨拶を練習したときはパーフェクトだったのに・・
先生を前にすると少ししか話せなくなりますが・・気持ちは伝わってるよ・・♪です。

いつものように記録の為のビデオカメラを向けると・・動作法をはじめてから初めてのシーンが撮れました・・それは・・・俺様と清水先生の「新春対談♪」です。
テーマは・・「昨日の歯の手術前検査のときのこと」
特に・・「血液検査の注射のこと」〜局所麻酔で痛みは緩和してあっても、精神的には「とっても痛かった」俺様・・
そのことを先生に話していました。
清水先生と俺様の「やりとり」は しっかりとした「コミュニケーション」になっていて、とても新鮮に感じましたし、私と俺様のやりとりはいつもあっても、清水先生と俺様のやりとりをビデオに収められたのは初めてのことで・・とっても良かったと思います♪

先生と話そうとしても・・昨年までは なかなか声がでてこなかった感じでしたが、今回は 自分で先生とコミュニケーションをとっていました。とても素晴らしい♪です。

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今日は「椅子に座った」形で動作法を行いました。

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「おお〜 まこちゃん・・いい姿勢だね〜」と清水先生に言われて・・俺様 にんまり[わーい(嬉しい顔)]

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先生にほめられると 嬉しさが体中からあふれてくるみたいに・・照れています・・・

今日の1通りのセッションが終わって・・先生が「少し休憩する?」と聞いても あまり反応がなく
「もう少し 練習する?」と先生が聞くと 何度も「うんうん・・」と積極的です。

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寝て行う動作法ですが、今回は ひねりが入っている難しい動作法

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気持ちよ〜く のびています。

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新年早々、クラスの友達と「ティーパーティしたいのです」とアプローチしたり、
「友達のE君と ボウリングに行きたいのです」と自分の気持ちを話しに来たり・・・

感情が育って 企画して 行動したいと伝えに来てくれるなんて・・なんて素晴らしいことでしょう。
当たり前のことが ごく当たり前に 何のハードルもなく超えてしまう 私達とは違って・・
まこちゃん達は 1つ1つの感情、考え方、行動を学んで、何かのきっかけがあって、ようやく外に声を出すことができるようになります。
こんなことが・・?と思うようなことでも 俺様達には たくさんの複合した課題の積み上げのようになって組み立てができていくものです。

苦手な学校のマラソン大会も 自分からがんばって走りきれるようになりました。
来週が大会です。こっそりと見に行こうと思っています。

小さな1歩が・・ふりかえれば・・大きな1歩になっています。
積み重ねって 大切だな〜と思います。
それがストレスになって跳ね返ってきますから、理解して・・ストレスをためないように見守って、
また次のステップに上がりやすくなれがいいな〜と思っています。


明治学院大学・心理臨床センター
http://mgu-ps.jp/clinic/


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清水良三先生 明治学院大学・教授
http://psy.meijigakuin.ac.jp/pe/detail.php?id=13

清水先生のプロフィール(明治学院大学)
学生時代に肢体不自由児、自閉症児の心理療育キャンプに参加したのが、私の今のはじまりです。
高校までは宮崎、大学からは福岡、九州大学大学院博士課程で 教育心理学を専攻後、福岡の大学で幼稚園教諭や保育士、児童福祉施設職員の養成や、中学社会、高校公民の教職課程を担当した後、2003年に本学に赴任し ました。
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臨床動作法とコミュニケーション [動作法]

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月に1回 明治学院大学の心理臨床センターで 清水良三先生(教授)の臨床動作法です[わーい(嬉しい顔)]

清水先生の動作法が大好きな俺様は、前の日から
「明日は 清水先生に会いに行きます。
 品川駅です。
 バスに乗ります。
 お母さん、着替えをもってきてください。
 お母さんは 大井町駅で(僕を)まっていてください。」と私に指示をだしています。

電車の中では・・・
[わーい(嬉しい顔)]「夜・・Night・・暗くなりました。
 12月 December 冬になりました。
 冷たい雨が ふっています。
 夜 おそくなると 雪がふるのです。」

[猫]「え?雪がふっちゃうの?」
[わーい(嬉しい顔)]「雪が降ります スノーイングです。
 雪がふってきます[雪]
 たくさん ふってくるのです[雪]
 どんどんふってきます[雪][雪]

[猫]「ええ== たくさんふったらどうしよう・・積もっちゃうかも・・・」

[がく~(落胆した顔)]「札幌は たくさん雪がふるのです・・
 それはいやなのです・・たくさん つもります。いやなのです」

[猫]「じゃあ、どんな感じがいいの・・?」

[わーい(嬉しい顔)]「雨にします[雨](笑)

まるで漫才のような会話で わはは〜〜[わーい(嬉しい顔)]と笑いながら 話のキャッチボールをしています。

ここまでの俺様の成長を知っている人は「まこちゃん こんなにしゃべってるの?」とびっくりすると思います。そういう私も・・・動作法をはじめる前の・・7月前までの俺様とは あまりにも違うので、驚いているのです。

明治学院大学の心理臨床センターでは 清水先生と 俺様の 超いやし〜〜〜空間が広がっていて・・・空気まで いやし〜〜〜 せらぴ〜〜[かわいい]という感じです・・・

清水先生が「まこちゃ〜ん・・リラックスしていいよ〜・・」と声をかけても・・
もっとやってほしい・・・と 腕を前に出したりして・・ 動作法をやってやってと要求していました。
きもちいいんですね〜〜☆ (写真とは別の動作をしている時のことです・・・)

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「肩のところも どうかな〜・・・」と清水先生が やさし〜く話かけてくれます。
まこちゃん・・・うっとり〜〜〜・・気持ちいい〜〜♪という感じです。

臨床動作法は 動作もそうですが・・・「コミュニケーションなんですよね」と清水先生が教えてくれました。
動作法関連の記事を読んでいると 調子をあわせるとか いっしょにとか おまかせの風とか 共感とか書かれているのですが・・
清水先生と まこちゃんの動作法の練習では こんな感じで 先生がやさし〜く声をかけてくれています。

まこちゃんに調子を合わせる・・「お・・いいかんじだよ〜そうそう そんな感じ〜♪」
まこちゃんも いっしょにやってみて・・「まこちゃ〜ん、こんなふうにしてみようか〜・・」
まこちゃんに おまかせのかんじ・・・ 「そうそう・・いいね〜 そうそうだね〜 じょうずにじぶんでできたね〜」

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まこちゃんと 共感してみて・・・「まこちゃん いいよ〜いいね〜 いま どんな感じかな〜 ゆったりしてきもちいいかな〜」

矢口祭の文化祭のときにも出ていた まこちゃんのラビット風のポーズ・・
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清水先生に「学校のリュックを背負っているせいかもしれませんが・・ うさぎさんのように 手が胸の所に持ち上がってしまって、下におろそうね〜と声をかけて 降ろそうとしても・・すぐに元の位置に戻ってしまうんです・・」と ちょっと困った感をお話しすると・・・

清水先生は 「そうか〜・・どんな感じかな〜。肩が内側にはいっちゃう感じなんだね〜 中にはいる感じは まこちゃんは 上手だから・・こんどは 外側にこんなふうにしてみようか〜 どうかな〜 そうそう・・そんな感じだよ〜 いいね〜 いい感じ〜♪」
と・・まるで 魔法のように 清水先生は動いて動作をいれているのですが・・・まるでマジック・ショーのように まこちゃんが変わっていくのです・・・すごい・・・。

そして・・りらっくす〜〜〜☆ 「まこちゃん 10分くらい りらっくすいいよ〜」と清水先生に声をかけてもらって 横になっているあいだに・・・寝息が・・く〜〜く〜〜
そして・・・ぐ〜〜ぐ〜〜〜(笑) きもちよすぎる〜〜[わーい(嬉しい顔)]

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矢口祭の前の日の 清水先生の動作法の指導のあとの まこちゃんです。
背筋がのびて ナイス・ガイになっています。
そして・・ うさぎさんの手も伸びていました。

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学校のリュックを背負っているので ちょっとひっぱられていますが 首が亀のように出て ねこぜだったこの前までが うそみたいに きれいな立ち姿です
(学校帰りの俺様=センターで制服から私服に着替えています)

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「まこちゃん かっこいいよ〜〜♪」とうれしすぎて おおはしゃぎの私・・・
俺様・・あまりにもリラックスしすぎて センターの傘立てに 傘を忘れてきてしまいました(笑)

前日の 清水先生の動作法のおかげで・・・「矢口祭」の劇では「手をおろして」いることができました。かっこよくできましたよ・・・。良かったね〜まこちゃん♪
清水先生に 大感謝です♪ ありがとうございました♪

明治学院大学 清水良三先生
http://psy.meijigakuin.ac.jp/pe/detail.php?id=13

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私達がご相談をしているのは 「明治学院大学 心理臨床センター」です
詳しくはHPをご覧下さい。
http://psy.meijigakuin.ac.jp/clinic/

ご相談・プログラムについてのお問い合わせはお電話で・・・
明治学院大学 心理学部付属研究所 心理臨床センター(相談・研究部門)
Tel.03-5421-5444
月〜土曜日 午前10時〜午後6時まで

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動作法 セルフコントロール [動作法]

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  首が前に出て 肩が内側に入っているような姿勢になっている俺様です

動作法って、どんな風なものなのかな〜?と思って 明治学院大学の清水先生にお伺いして「姿勢のふしぎ」成瀬悟策 著)を教えて頂きました。
いま、読んでいるところです。

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はじまりは、脳性マヒの人の動かないはずの手が催眠術で動くことの発見だった!
催眠術なしでこの動きを保つにはどうすればよいか?これを追究する中で開発されてきた「臨床動作法」は、肢体不自由者の体の動きの向上はもちろん、健常者、高齢者の体調を整え、リハビリに有効なばかりか、スポーツ競技者の身体意識を高め、うつ病やノイローゼなどの心理的不調の改善にきわめて効果的であった。

著者紹介
1924年岐阜県生まれ。東京文理科大学心理学科卒業。1988年九州大学教授定年退官。その後、1993年まで九州女子大学・九州女子短期大学学長。日本催眠医学心理学会理事長、日本心理臨床学会理事長を歴任。現在、九州大学名誉教授、日本リハビリテイション心理学会理事長、日本臨床動作学会理事長。医学博士、臨床心理士。動作法関係の著書に『心理リハビリテイション』『動作訓練の理論』『臨床動作学基礎』、編著書に『障害児のための動作法』『臨床動作法の理論と治療』『教育臨床動作法』『健康とスポーツの臨床動作法』などがある。
目次
1 動かないはずの手が動いた
2 自分のからだが動かせるためには
3 姿勢が人の心をつちかう
4 動作法の展開
5 心理治療としての動作法
6 今後の発展
     * * * * * * * * * * * * * * * * * *

まこちゃんは、動作法のリラクゼーションが大好きで、朝からいそいそと支度をして出かけていくくらいです。清水先生が 8月・9月は忙しいので、座位のやり方を 教えて頂きました。
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全く私を信じていない俺様・・・清水先生に「お母さんにも練習させてあげてね〜」と言われて・・しぶしぶ・・母につきあう・・・信じてくれよ〜〜まこちゃん〜〜〜☆

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3回目の動作法で 足を組むことがしっかりとできるようになりました。

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指示に従って 先生に身体をあずけて・・首をうしろにそらせて・・リラックス・・・

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背中を伸ばすよ〜〜

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新しい動作に入りました・・・

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「まこちゃん とっても上手だったよ♪ Good!」俺様・・スマイル♪


     * * * * * * * * * * * * * * * * * *

実際に、どんな風に使われているのかな・・?と検索をしていたら、PDFファイルをみつけました。PDFファイルのなかに 若越ひかりの村と書いているので、指導されているようすなのだと思います。 ファイルが重いので、見られないかも・・と思ってタイプして掲載しました。

目指すのは身体と心のセルフコントロール

動作法の理論と行動問題の臨床

1.はじめに
 ここで紹介するのは、相互コミュニケーションの確率が望めないとき、自分の身体部位の認識がアンバランスで、自己理解や事故のコントロールの方法を之まで教えられることなく過ごしてきたケースに対しての、動作法の体験ワークである。
 以下、臨床場面で本人たちが見せてくれた動きなども紹介しながら、動作法が目指す身体と心のセルフコントロールについて簡単に報告する。

2.自己の身体に気がつくということ
 人が自分の体を動かすという現象(生理学的現象を除く)は、脳がその持ち主である人(ご主人様)に関係なく勝手に興奮し、随意筋の神経操作を命じているわけではない。
 人が行動するときには、感情や意志・願望を受けて、体をどのように動かそうとするかを決める心理的な過程がとなってくる。成瀬によれば、動作には、人の随意的な身体運動に関係している活動を制御する主体的な活動の行われる心の過程があるとされ{意図→努力→身体運動}の基本的な動作の図式として説明される。
○意 図(人が自分の体をどのように動かそうかという、動きについて計画する段階)
○努 力(意図を実現するために、自分の体に注意を向け、動きに必要な体の諸条件を整えたり、
     操作するための主体的な自己の活動)
○身体運動(自己の主体的な活動が行われた結果、発生する心的なエネルギーにより生起)

 心理療法としての動作法では、動作や姿勢に心が描かれていると考える。一般的な事例を挙げれば、気が沈んだときにはだんだんと背中が丸くなり、頭がうな垂れてくる。若越ひかりの村の廊下で出会う人々の中に、頭が前に垂れた状態で上半身が前傾していたり、腰が引けた状態で重心の位置が後方へぞれている方を多く見かける。ほとんどの方は、そのことを意識することなくそのような姿勢をとっている。
 療育班で担当させて頂いているYくん、Tくん、Mくん、Kさん、Sくんにもこのような状態が見られる。彼らは、固有の障害ゆえにアンバランスな体位を作っているのではなく、原因の多くは、その人とその人が置かれた環境との相互作用によって獲得された、学習障害によるものであると考えたほうが望ましいであろう。
 行動障害を持つ多くのケースが、自分の体の動きに気がついていない。ゆえに、行動問題が残ったままきれいな日常生活を過ごすことができないでいる。

3.姿勢と体の緊張
 体と姿勢や動きには、その人がいつも行っている定型的な型がある。それがゆがんだり不適切な姿勢があっても、本人がそのことを自覚している場合が少なくない。「固有の障害ゆえにアンバランスな体位を作っているわけではない」と表現したが、一般的には、障害の特性として以下のことが言われている。

・知的障害
 外界からの刺激(他人からの呼びかけや身体接触など)に対し非常に無関心で、無反応な場合が多い。自ら他人に要求をしたりコミュニケーションをとろうとすることが少なく、心理的活動が不活発に見受けられることがある。
 身体運動面では、過度緊張位が多く見られ、その緊張の部位は肩、腰、足首等 脳性麻痺と同じである。また、姿勢の歪みも多く見られる。

・自閉症
 身体を動かそうとするときに、動きを邪魔するような筋緊張が身体各部に特異的にみられる。
 項   頭の真後ろや斜め後ろに倒す方向に緊張がみられる。
 肩   両肩を前方にすぼめるように緊張が入っている。
 胸   胸部を張る方向に緊張がある。
 背中  背中を丸める方向に緊張がみられる。伸ばすことが難しい。
 腰   腰を引く方向に緊張があるので、腰を起こす・入れるが難しい。
 股関節 股を閉じる方向に緊張があるので、あぐら座位が難しい。
 足首  屈げる方向に緊張があるので、爪先歩きになりやすい。

 このように、身体姿勢に歪みをもっているため、自分の体をうまく感じ取ったり動かしたりすることが困難になり、結果的には、自分の身体動作に対する積極的な問いかけが乏しくなっている。

・多 動
 多動の基本的な動作特徴は、ある動きをするとき、動かそうとする身体の部分に適切に注意を集中することができなかったり、手と足の動きがバラバラであったりする。多動な人は手指の動作が未分化で、精神的な興奮によって身体が過剰に緊張しやすく、動作の遂行に関して強い身体的な緊張を伴うという特徴が見られる。(身体動作への集中力の困難)(衝動的、短絡的な動作、供応動作・バランス動作の困難)実際の動作訓練の場面においては、身体援助の方向に対してしっかりと反発するように力を入れたり、動かしたりしてくる。療育班でのTくんやSくんの場合が顕著であった。
 身体の緊張は徐々に蓄積して強くなっていく。この慢性的な不当緊張を緩ませる訓練、必要な動作課題が求められてくるわけである。
 無理のない姿勢や動きができるようになると、それは、楽な姿勢として体験される。そこで始めて、元の姿勢や歪みや緊張を「楽な姿勢や動きとは違う」と感じとることができてくる。

4.動作の練習
 人は、ある動作をするとき、または、身体を動かすとき、自分が動き動かしているという確かな実感ないし信念を体験しているのが普通である。意図、努力、身体運動の行動図式が機能した結果、行動がまとまりのある活動として進行していくこととなる。
 近年、体の動きを練習することによって、その人の心の持ち方や行動が変わることが確かめられるようになってきている。行動問題の改善の一つの方法としての、自閉や多動の方に対して動作法の考え方を活用し、自己活発になることを意図した動作の練習である。具体的には、立位や座位等の姿勢、腕上げや重心移動、肩や背の緩め等の動作が課題として取り上げられる。
 実際の場面では、訓練者だけでなく援助者にとっても極めて具体的な動作課題の達成、動作能力の向上にむけ身体のやりとりをしていくこととなる。その取り組む過程で、訓練者の心の中に、援助者からの働きかけを受け止め、受け入れ、理解しようとする姿勢の育ちがあり、そのことが行動上の変化として現れるようになってくる。
 多動の方の臨床場面では、援助者の手の先導によって緊張を緩めたり一緒に動かすことが出来るようになってくると、周りの状況や相手の様子を見ながら衝動や欲求を自分でコントロールするようになってくる。自分の身体に対する気付きが増し、動きのスピードや強さをコントロールすることが出来るようになると、さらに見通しを持った行動がまとまりのあるものとして出現してくる。
 他者と自己の間に、動作を媒介としたコミュニケーションが成立してくる訳である。

① 動作法を進める順序・訓練のパターン
 訓練では、姿勢の歪みや動作の円滑な遂行を妨げる慢性的な不当緊張を制御するための自己弛緩の練習をまず始めに行う。動かす練習をしているように見えるようだが、動かすことが目的ではなく、身体の部位にある不当緊張を見つけ、明確にして緩めるという工程が最初に必要な訓練となる。このことが、体の動きに関わる適度な緊張の仕方を練習していくことの前提となるわけである。
 次に、動作法では、日常的に自由に行っている体の動かし方とは異なった動かし方を用いた訓練を行う。解決すべき課題としての不当緊張を見つけ、避けないで動かしていくことが、それまで気づかなかった慢性的な緊張を始めて見つけることができるからである。

② 訓練のポイント
 この訓練パターンに相手を導きいれるためには、先導する援助者の手の当て方がとても大切な要因となってくる。また、緊張を緩めるとき、体を動かすときの過程で、相手が自己の身体の感じを十分に感じ取れるように、ゆっくりと先導して動かしていくことに常に注意を傾けなければならない。’動かせた’という結果を求める事が動作法の目的ではなく、動作課題に対して相手の自発的な動きの出現が最も重要な狙いとなるからである。
 相手の体に理解を示し、相手の感情と身体の反応に対し、添えた手の感触でこちらの意図を相手に伝え、動作に対する相手の努力を引き出すことが援助者には求められる。このことは、働きかける媒介となるものが動作であるため、代表的なコミュニケーションの手段としての言語より直接的であり、相手にとっても明確であり分かりやすいという特徴をもっている。

5.自己の存在の明確化と周囲に対する認知活動
 自分の体をこれから動かそうとし、あるいは動かしているとき、その動きは自分自らの自由な意志によって「自分が動かすのだ」という自己制御の実感をもっているものである。行動を有している方の場合、障害の特性としての一般的な現象に加え、「自らの意志によって自分が動かすのだ」という自己制御の未熟が、行動問題の解決を阻む要因となっていると考えることができる。
 行動変容の順序としては、以下のことが考えられる。
   動作の練習→ 自己の身体に気づく→ 自己の存在の明確化→ 周囲に対する認知活動の始まり
 動作の訓練をしている過程で獲得される体の操作に関係した要因が、行動を制御する基本システムの変化を引き起こし、そのことが、様々な行動の改善に関係してくると考えられる。

 自閉症や多動の方の訓練が進んでくると、自分の身体に対する気付きの変化が出現し、注意を外界に向ける事が出来るようになってくる。多動の症状を示す療育班のTくんの事例でみると、全身ブロックによる上体・肩の自己弛緩が確認された直後には、コミュニケーション上では意味の無い動きが止まり、援助者を注視する動作が出現し「手をください」という指示に対してきれいな反応を行動で示してきている。このことは、外界からの刺激を自分と関係のあるものとして認知し始めたと理解してよいであろう。
 体を操作する体験によって体に対する注意が全体に行き届き、体が自分で操作可能な存在として位置付くことが、自己の存在を確実なものにすることにつながっていく。体を動かす訓練によって自分のあり肩を改めてみつけ、自己の存在感を明確にすることが、周囲に対する認知活動を働かせる能力を育てていくことに関係しているといえるのである。

 動作法の効果としては、障害そのものを治すことは出来ないが、動作そのものの改善と行動の改善に大きく効果があるという確証を得ることが出来てきている。
 ひき続き、行動問題を有する利用者の方たちの処遇の向上に約立つよう適切な訓練がプログラムされることを望むものである。

☆若越ひかりの村(福井県)
http://www.fukuiken-jyakuetuhikarinomura.jp/

http://www.fukuiken-jyakuetuhikarinomura.jp/shien/動作法の理論と行動問題の臨床.pdf#search='若越ひかりの村%20動作法の理論'

若越ひかりの村の取り組みは とても素晴らしくて・・・
東京にもこんな取り組みがある場所があるといいな〜と思いました。
東京は 特別支援教育・福祉の面で進んでいるとおもわれがちですが・・実は地方よりも遅れている所がたくさんあります。
地方を見て、学び・改善して頂きたいものだ・・・と思います。


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